もういいや、なんでも。

じんせい、たびたびいやになる。

BALUMUDA Phoneってホントに悪いの?半年くらい使ったやつの本気レビューを見ていってくれ

デザインだけはいい文鎮

こんにちは、もういいやと申します。
自己紹介は省きます。

 

皆さんはBALUMUDA Phoneをご存じでしょうか?
もしかしたらスマホなどのハードウェアに明るい方であればご存じかもしれません。

 

 

 

家電会社BALUMUDAが出した新型スマートフォンであり、社長自ら「小石のような見た目」と称した機体は、IphoneSEのような小型さ丸みを帯びた背面や持ち手のシボ加工など独特のデザイン性で可愛らしくまとまっています。

 

……しかしながら、デザイン性の代償か同世代の他機種と比較すると低すぎるスペック、それに対しての強気の価格設定から、一部ではかなり酷評されたスマートフォンとなってしまいました。

 

 

かくいう僕も去年の7月ごろにBALUMUDA Phoneを購入し、実際に使用していました。
一応言っておくと、僕はいろいろ調べたうえでこの機種を購入しており決して携帯販売会社につかまされたわけではないので、誤解なきよう。

 

そんなれっきとしたユーザーの僕が、このスマートフォンのどこがいいのか、ダメだったのかをつらつら書きならべていく記事にしたいと思います。


最初に言っておくと、基本こいつはクソです。

 

BALUMUDA Phoneのいいところ①:デザイン

とはいえ、やはり買うだけの理由も存在します。
僕が最終的に購入の決め手としたのは、なんといってもそのデザイン

 

 

先ほども申し上げたように、この機種はとにかくステータスをデザインに全振りしています。
全体的に丸っこくてかわいいらしいだけでなく、電源ボタンを背面に配置したりといった工夫を凝らすことで合理性と外見を両立しているのも面白い点ですね。

 

 

……ちなみに、デザイン性が仇となっている個所もあります

シボ加工のせいで、本体の色を白にしてしまうと汚れが凹みにたまってしまったり、特殊な外見のせいでケースなどのアクセサリーは純正品以外ほとんど存在しません。

 

その上、この本体に基盤を収めるのが技術的に難しかったらしく、スペックがかなり残念なことになっています。
具体的には、ゲームをやると異常に発熱するし動作がもっさりになります。最強でんでんもプレイできません。

そこ捨てるなよ。

 

BALUMUDA Phoneの悪いところ①:専用アプリ

さて、ちゃんと褒めて元ユーザーの責務も果たしたのでこっから悪口言います。
どうせインターネットやってるやつは悪口見に来てんだから。

 

上の画像はBALUMUDA公式サイトからの抜粋です。
独自アプリを開発していることからも、気合の入りようが見えますね。

 

まあこんなんいらないんですけど。

 

全体的に使いづらいんですよね。
スケジュールはGoogleカレンダーと連携してくれるんですが、じゃあ最初っからそれでいいじゃん……って話になりますし、メモは下手にカテゴリ分けされるせいで見にくいし。

時計に至ってはなぜかアラーム三つしか設定できませんからね。不便の極み。

 


その上、この専用アプリはこんな感じでホーム画面に最初から鎮座しており、しかも消すことができません。
つまり、自動的にホーム画面に置けるアイコンが減ることになります。

いやがらせか?

 

BALUMUDA Phoneの悪いところ②:カスタマイズ性

 

Androidスマホと言えば、個人的にですが自由度が売りな気がします。
IPhoneだとAppleの審査に通っているアプリしかダウンロードできないところを、サイトから直接ダウンロードしてこれたり。ほら、FANZAとかそうじゃん。

 

で、BALUMUDA Phoneですが、なんと壁紙変えられません。
より正確に言えば、最初から用意されているパターンの中からしか選べません。なんなん。

 

先ほどから自前のBALUMUDA Phoneの写真を引っ張ってきたりしていますが、背景画像が設定されていないのはそういうことです。

変更できるのは斜めの線の色とホーム画面の文字の書体くらいです。

そのせいで設定画面が異様にシンプル。なんなんだこれは。

 

BALUMUDA Phoneの悪いところ③:バッテリー容量

 

スマホを選ぶときに重視することって何でしょうか。
本体の容量でしょうか。性能のよさでしょうか。

 

その指標の一つにバッテリー容量があると思います。
フル充電でどのくらい持つか、ですね。
これが悪いと出先で急に充電が切れたりしてしまって困ったりしてしまいます。

そしてこいつを使用していると頻繁に困ることになります。

 

BALUMUDA Phoneのバッテリー容量は驚異の2500mAh。
IPhone13 miniと同じではあるんですが、困ったことにこいつはAndroid OSなのでバッテリー消費量はiOSと比べると大きいです。

 

その上ディスプレイもわりかし高画質、かつプロセッサもそこそこ高性能なので電池消費量が半端ないんですね。
そのせいでスペックのわりにバッテリー容量が少なく、すぐ電池切れ起こしそうになって焦る機体となってしまっています。

 

彼女に「いつも充電足りないね」って笑われたけど、違うんだって。こいつの電池の減りがヤバすぎるだけなんだって。

 

 

 

さて、BALUMUDA Phoneのレビューをしましたが、どうでしょうか。
多分みんな予想通りの酷評だったんじゃないでしょうか。

 

他にもカメラが異様に暗闇に弱かったり、形状のせいでおサイフケータイが使いにくかったりしますが、今回は本当に使用していた人目線でどこがヤバいのかを洗い出してみました。

 

しかし、本当にデザインはよくて手になじみやすい形状なので、今回上げた難点をクリアした完璧BALUMUDA Phoneを出してほしいものです。

 

どうせクソ高ェんだろうけど!

そんでまたSoftbankが投げ売り始めるんだろうけど!*1

*1:BALMUDA Phoneは高すぎて売れなかったので、唯一の小売店であったSoftbankがあきらめて48回払いの本体料金を24か月間1円にしていました