ブラック企業を絶対に許さない男
こんにちは、もういいやと申します。
自己紹介は省きます。
前回の記事で、こんなことを書きました。
ブラック企業に勤めてたせいで気力が全部そがれたのもあるんですけどね。
ブラック企業って本当に全部気力をそいでくるんですよ。
そのせいで社会不適合者指数が加速度的に増えていくんです。
前回の記事から更新がめちゃめちゃに途絶えたのもそのせいです。
就職したから忙しくなったのもありますけどね。これからはできる限りコンスタントに続けたいと思います。
なので今回はよくあるブラック企業あるあるではなく、ブラック企業にとっ捕まった人間の末路を書き連ねていきます。
全部体験談ですので個人差はあるかも知れませんが、一人の人間がこんなんなっちゃったんだと哀れんでいただければ。
以下、目次です。
ブラック企業の弊害①風呂に入れなくなる
皆様は「風呂」というものに入ったことがあるでしょうか。
僕は賢いので気が向いたら入っています。今は。
というのも、ブラックに勤めていると風呂入る暇がないんですよね。
早朝から朝礼会議のために資料用意して、就業時間中は次々投げられるタスクに対応して、昼食時間と休憩時間も基本仕事。
残業は平均で3~4時間ほど。終業が19時なので、大体22以降にようやく業務が終わります。
で、飯食って、明日も早いので寝る。
こんな生活してると、当たり前ですが時間を節約できるところは節約して睡眠時間に回そう!という発想になるんですよね。
僕は睡眠時間を長く取りたい側の人間なので、余計にそうなってしまいます。
そうすると真っ先にやり玉に挙げられるのが風呂です。
なぜなら生死に直結するものではないから。それぐらい切羽詰まっていました。
リモートワークだったので、仕事に特に支障出るわけでもなかったというのも大きいかも知れません。
そして、人は一度風呂に入らないという選択をすると、人生で時間を節約したいときに「風呂に入らなけりゃ良いんだ!」の選択肢が常に存在する人間になってしまいます。
不潔の虎杖悠二だ。
この章の冒頭で気が向いたら入っていると言ったのも、実はそういうことだったりする。
ブラック企業の弊害②ずっと金欠
ブラック企業のイメージとしてよく挙げられる一つ、給料の低さ。
僕の勤めた所もそんな感じでした。
具体的に言うと、正社員登用だと言われたのに内々定扱いでアルバイトからはじめさせられたり、そのくせ残業代は出なかったり、なので基本給(時給)ですら15万程度しかもらえなかったりとやりたい放題でした。手取り12万で生活できる国じゃないでしょ日本は。
そんな感じで、働いてるのに生活保護受給者と同程度の生活レベルを強いられる、労働のメリットガン無視の給与体系を享受していました。
当然ボーナスもないです。バイト扱いなので。
当然ながら貯金もできず、毎月カッツカツで欲しいものも買えない古代ギリシャの奴隷みたいな暮らしを送っていました。
なんだかんだ、やっぱり金がないことが一番辛いです。娯楽も飯もまともにできないのと同義なので。
ブラック企業の弊害③機嫌がずっと悪くなる
金がなかったり、風呂に入れなかったりすると、人間は簡単に限界になります。
長く営みの中に組み込まれているだけあって、メンタルなりなんなりを保つには必要不可欠だったりするってことですね。
そんな限界状態でまともな人間生活を送れるはずもなく、僕は深夜に女装して近所の公園に行き、ブランコを漕ぎまくる変態チャイナドレス妖怪と一時期化していました。
知らないだけで何かの犯罪に抵触している可能性もありますが、日本は人の性癖に関してはやたらに寛容な国だったと記憶しているので、許していただきたい。
妖怪が爆誕するほどのストレスを抱えながら仕事を続けると、ストレスの負債がどんどん折り重なって行き、終いにはずっと切れ散らかしているモンスター社会不適合者が生まれる羽目になります。
妖怪な上にモンスターです。悲しい獣にも程がある。
人間関係も悪化しますし、これについては退職した現在も引きずるほど性格がこじれたと自覚しているので、本当によくない。
そんな状態に人をしてくる会社が存在することが一番よくないのだが。
さて、ざっくり三つの体験談をあげていきました。
もちろんこのほかにもカス事例は存在しており、退社前にド級のパワハラをかまされたり、体調を壊しまくって退職後すぐに入った企業を辞める羽目になったり、IT企業とは思えないほどの陽キャに囲まれて大ゲボを吐いたりしましたが、この三つに比べれば些事です。
皆様もブラック企業には気をつけてください。
そしてもし、ブラック企業の社長の方がこの記事を見ていた場合は死ぬよりも辛い目に遭わせてやるから覚悟してろよ……